Backlog移行ツールでエラーが発生して移行できません
Backlog移行ツールでエラーが発生する場合は、表示されるエラーメッセージに応じて対応してください。
目次
ユーザーをコンバートできませんでした。"ユーザー名"
マッピングファイルのusers.csvに問題がある場合に表示されます。
原因1:users.csvに"ユーザー名"のユーザーが存在しない
- 解決策
- users.csvにユーザー名の行を追記する
- 例:「ユーザーをコンバートできませんでした。"星島 賢人"」と表示された場合は、users.csvに「"星島 賢人","星島 賢人","",""」を追記する
- 補足
- users.csvには移行に必要なユーザーが出力されます(一度でも課題の担当者、お知らせしたいユーザーに設定されたことのあるユーザーなど)。
- すでに移行元のスペースから削除された等のユーザーアカウントである場合は、紐づける仮ユーザーを移行先に追加してください。移行作業が終わった後、その仮ユーザーを削除しても問題ありません。
原因2:ファイルの文字コードがUTF-8ではない
- 解決策
- ファイルの文字コードをUTF-8に変換する
message - The maximum number of status are 12 per project
移行元のプロジェクトで、プロジェクト設定の「状態」にて「状態を追加」と「状態名の変更」を合計9回以上行なっている場合に表示されます。このエラーが発生した場合はプロジェクトを移行できません。
「状態を追加」と「状態名の変更」を合計9回以上おこなったプロジェクトかは事前に確認することはできません。
message - No such Attachment
移行元の課題で添付ファイルが削除されている場合、移行する添付ファイルがないためこのメッセージが表示されます。課題自体は移行できていますので、修正の必要はありません。
message - project.EditProject.err.exist.key
以下のいずれも満たしている場合に表示されます。
- --projectKey に指定したプロジェクトキーのプロジェクトが移行先に存在している
- 移行先のAPIキーを所有しているユーザーが移行先のプロジェクトに参加していない
既存のプロジェクトに移行する場合、Backlog移行ツールを実行するためのAPIキーを持つユーザーが、移行先のプロジェクトに参加している必要があります。そのため、APIキーを持つユーザーを移行先のプロジェクトに追加し、Backlog移行ツールを再度実行してください。
message - You can upload to 500 attachments.code - 9
添付ファイル移行の内部処理の上限数500を超えた場合に表示されます。--filterオプションでcountやoffsetで課題を絞り込み、分割して移行してください。