最初に覚えたい4つの用語

Backlogを初めて使うとき「スペース」「プロジェクト」「課題」「状態」の4つの用語を頭に入れておきましょう。この4つを理解すれば、最低限のタスク管理は行うことができます。

スペース

「スペース」とは、Backlogを利用する組織ごとに提供されるURLごとに仕切られた共有の場所です。Backlogに招待された人は、「スペース」にログインすることでBacklogでの作業を始めることができます。「スペース」は、複数の「プロジェクト」から構成されています。

プロジェクト

Backlogの「プロジェクト」とは、業務のまとまりごとにタスク・関連ファイル・チームメンバーを収容する入れ物です。チームメンバーの作業部屋をイメージすると分かりやすいでしょう。

プロジェクトの例

プロジェクト名 内容
新商品開発プロジェクト 新商品開発に関するタスク、ファイル、ドキュメント(Wiki)と、プロジェクトメンバー
総務部 総務部のタスク、ファイル、ドキュメント(Wiki)と、全社員

自分が参加している「プロジェクト」のみ、中に入っている情報にアクセスできます。

課題

Backlogでは、担当者を決めて処理すべき事柄、つまりタスクのことを「課題」と呼びます。課題には、件名・詳細・担当者・開始日・期限日などの情報を登録できます。

課題の例

課題の件名 課題の詳細
新商品のパッケージデザインを制作する

以下の要件で、パッケージデザインを制作する。

新商品のターゲット:20代、女性・男性
訴求したいこと:新商品を利用することで・・・
サイズ:縦100cm-横200cm-高さ100cm
イメージサンプル:・・・、・・・、・・・

新入社員(市岡さん)の備品を購入する 20XX年XX月入社の市岡さんに必要な備品をご教示ください。

状態

Backlogでは、課題の進捗を「状態」で表します。標準では4種類あり、以下の意味で運用されるケースが多いです。自分のタスクを進めたら、課題の「状態」を変更しましょう。

未対応 まだその課題に着手していない
処理中 担当者が決まり、その課題の作業中
処理済み 作業が終わり、確認担当者による確認待ち
完了 確認が済み、完全に課題の作業が終わった

 

次のページではBacklogの機能の概要をご紹介します。