Google スプレッドシートを使って、Backlogに課題を一括登録しよう

どんな時に便利?

Googleスプレッドシートを使って、Backlogへ課題を一括登録できます。次のような場合に便利です。

  • プロジェクト立ち上げ時に、 定型のタスクを登録する とき
  • 運用・保守など、 定期的に同じタスクを行う とき

課題をスプレッドシートで一括登録する機能は、複数の課題をまとめて新規登録する際に使用します。既存の課題をまとめて修正したい場合は、課題をまとめて操作についてを参照してください。

課題一括登録の手順

スプレッドシートの準備

  1. テンプレートとなるスプレッドシートをコピー
    下記リンクをクリックして、スプレッドシートをコピーしてください。
    スプレッドシートをコピー
    Googleにログインしていない場合、コピー時にエラーとなる場合があります。その際は、ログインして少し時間を置いてから再度お試しください。
  2. 読み込みのため15秒ほど待つ
  3. メニューの確認
    メニューバーの一番右に[Backlog]というメニューが追加されたのを確認してください。

Backlogからデータを取得

  1. Backlogからデータを取得
    Backlogに設定済みの定義(種別名、ユーザー名等)を取得します。
    [Backlog]メニューから[STEP1:Backlogからデータを取得する]をクリックします。


    もし承認画面が出た場合は、内容を確認し問題なければ[続行][許可]をクリックしてください。

  2. スペースIDなどの入力
    次のような入力ダイアログが表示されますので、必要な情報を入力してください。
    • BacklogのスペースID
    • BacklogのAPIキー : 新しいAPIキーを発行するを参考にAPIキーを発行してください。
    • 登録対象となるBacklogのプロジェクトキー
  3. 実行ボタンをクリック
    実行ボタンをクリックすると、定義一覧を取得します。
  4. ポップアップの確認
    定義一覧の取得が正常に完了すると、右下に完了のポップアップが表示されます。
    エラーが出た場合はGoogleスプレッドシートによる課題一括登録でエラーが発生して課題を登録できませんを参照してください。

  5. スプレッドシートの確認
    種別名やカテゴリー名など、プロジェクトで使用している項目が、スプレッドシートで選択できることを確認してください。
    スプレッドシートに記入されているサンプルデータを削除してから、登録したい課題の情報を入力してください。

スプレッドシートに課題を記入

  1. 課題の入力
    一括登録したい課題を1行に1課題ずつ入力してください。
    • 「件名」「種別名」は入力必須項目です
    • 「種別」や「担当者」はプルダウンで指定してください(未登録の項目を入力するとエラーになります)
    • 1行目のヘッダー行は、削除・変更しないでください(登録処理に必要な情報が含まれています)
  2. (必要に応じて)親課題の指定
    親課題を設定する場合は、「親課題」の列に「課題キー」を入力してください。また、「*」を入力することで、親課題を指定していない直近の課題を親課題として登録できます。
  3. (必要に応じて)カスタム属性の入力
    カスタム属性も入力しましょう。
    プロジェクトにカスタム属性が登録されている場合、スプレッドシートに水色のカラムとして追加されます。ただし、複数選択可能なカスタム属性・ラジオボタン形式のカスタム属性は追加されません。
    カスタム属性はプレミアムプラン以上からご利用できます。

一括登録処理を実行

  1. 課題一括登録を実行
    [Backlog]メニューから[STEP2:課題一括登録を実行]をクリックします。

    次のような入力ダイアログに、Backlogからデータを取得する際に入力した情報が記載されています。実行ボタンをクリックして一括登録処理を実行します。
  2. スプレッドシートで結果確認
    [STEP2:課題一括登録を実行]すると、結果出力用のシートが新規作成され自動的にそのシートに遷移します。このシートで、一括登録された課題の(キー・件名)を一覧で確認できます。
  3. Backlogで結果確認
    Backlogの課題一覧を開くと、課題が登録されていることを確認できます。

一度作ったスプレッドシートを再利用する場合

Backlog側のプロジェクト設定を変更しなければ、「一括登録処理を実行」の操作だけで課題を登録できます。 課題種別やカテゴリーなど、プロジェクトの設定に変更がある場合は「Backlogからデータを取得」の操作から実行し、情報の再取得を行なってください。

カスタム属性の設定は自動的に反映されません。カスタム属性の名前やカスタム属性の形式が変更された場合は、 スプレッドシートのカスタム属性の列をすべて削除し、再度「Backlogからデータを取得」の操作から実行してください。

制限事項

  • BacklogにIPアドレスによるアクセス制限を設定している場合、本機能は利用できません
  • 発生バージョン/マイルストーンは「プロジェクトホームに表示しない」にチェックが入っていると取得されません
  • リスト形式の最大取得個数は500個です
  • リスト形式の複数選択可能なカスタム属性は使用できません
  • リスト形式のラジオボタンのカスタム属性は使用できません
  • フリープランの場合、APIのレート制限のため本機能は利用できません
  • 複数スプレッドシートの同時登録は、APIのレート制限を超える可能性があるため動作を保証できません。APIのレート制限については【重要なお知らせ】BacklogはAPIへの高頻度なリクエスト送信を制限しますを参照してください

よくあるご質問

「Backlog」メニューが表示されない

ブラウザーのリロード機能を使って、スプレッドシート自体を更新してください。

「シート上にデータが存在しません。」というエラーが発生する

Templateシートでヘッダー行以外に空の行が存在すると発生します。 何か文字を入力してください。

もっと課題の登録について知りたい場合

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