Backlogのプロジェクトの設定例
実際の業務を元に、Backlogの種別やカテゴリーをどのように設定すればよいかをご紹介します。
例1)新商品の開発プロジェクト
例1は、新商品の開発プロジェクトをBacklogで管理している例です。
メンバー
デザイナー、開発担当など商品開発を行うメンバーと、マーケティング業務を行うメンバーが参加しています。様々な職種のメンバーが、部署の垣根を超えて1つのプロジェクトに参加しています。
種別とカテゴリー
種別は、タスク・問題点・要望の3つが用意されています。カテゴリーは、企画書や新商品・マニュアルなどの成果物が設定されています。種別とカテゴリを組み合わせることで、容易に課題を分類・整理できます。
- 企画書の作成 → タスク x 企画書
- 開発中の商品の不具合対応 → 問題点 x 新商品
- Webサイトに関する社内要望 → 要望 x Webサイト
課題テンプレートを設定すれば、課題の登録内容を種別ごとに統一できます。
マイルストーン
マイルストーンを使って、フェーズごとに課題を分類しています。詳しくはマイルストーンで、プロジェクトの節目を明確にしようをご覧ください。
例2)お客様からのお問合せ対応
例2は、お問合わせ対応のプロジェクトです。商品に関するお問合わせをBacklogの課題として登録して、各担当者のタスクとして処理しています。
メンバー
主要なメンバーとして、お問合わせ対応を行うサポートスタッフが参加しています。その他に、開発やマーケティングの担当者など、(サポート業務は行わないが)お問合わせ内容を把握したいメンバーも参加しています。
プロジェクト内の情報を誰に共有すべきか?を考えると、プロジェクトの参加させるべきメンバーが決まります。
種別とカテゴリー
種別は業務の性質に合わせて4つ、カテゴリーはお問合わせの内容が分類できるように4つ、それぞれ用意されています。種別とカテゴリを組み合わせることで、問合せの概要を素早く把握できます。
- 使い方に関する問合せ → 問合せ x 使い方
- 技術的な問合せ → 問合せ x 技術系
- 商品に対する要望 → 要望 x 商品内容
マイルストーン
「2020年1〜3月」のように、3ヶ月毎の期間をマイルストーンして設定しています。いつ頃にどんな問い合わせが多かったか計測することが可能です。