プルリクエストの使用方法
プルリクエストとは
プルリクエストとは、ある開発ブランチの変更を他の開発者のブランチに取り込んでもらうためのリクエストを出す機能のことです。
Backlogのプルリクエストでは、次のようなことができます。
- 機能追加や改修などの内容を、レビュー・マージ担当者やその他関係者にお知らせする
- ソースの変更箇所をわかりやすく表示する
- コードについて意見等をコメントする
詳しくは プルリクエストとは? - サル先生のGit入門 を参照してください。
プルリクエストの一覧
プルリクエストの一覧画面では、登録済みのプルリクエストの一覧を表示できます。
状態ごとに表示を切りかえる
最初に画面を開くと、状態が「Open」のプルリクエストだけが一覧に表示されています。
状態が「Close」や「Merged」のプルリクエストを表示したい場合は、テーブルヘッダーの「状態」をクリックしフィルタを変更してください。
プルリクエストを検索する
プルリクエストの一覧を絞り込んで表示したい場合は「キーワード」にキーワードを入力してください。
プルリクエストの追加
プルリクエストを追加するにはGitの ブランチ 画面、 ブランチ / タグ間差分 の画面、もしくは プルリクエストの一覧 画面から進みます。
プルリクエストを追加する
次の手順でプルリクエストを追加してください。
- 「ブランチ」で、ターゲットブランチ(プルリクエストをマージする対象のブランチ)とプルリクエストブランチ(マージしてもらうブランチ)を選択します
- ターゲットブランチとプルリクエストブランチを選択したタイミングで、「コミット履歴」と「ファイル」の差分が閲覧できます
- プルリクエストブランチの名前に、Backlogの課題キーを含めておくと、その課題の件名が「件名」に表示されます
- 「関連課題」にその課題キーが自動で設定されます。これらの値は変更することもできます
- 「担当者」には、プルリクエストのレビューやマージを依頼するユーザーを選択します
- プルリクエストを追加したユーザーと担当者が異なる場合は自動で担当者に お知らせ が届きます
プルリクエストのマージ後にブランチを削除する
プルリクエストを追加するときに「マージ後にブランチを削除する」にチェック✅をいれておけば、マージされた後にブランチを削除します。
プルリクエストの編集
プルリクエストの一覧 画面で任意のプルリクエストを選択して詳細画面に進み、「編集」をクリックすると、プルリクエストを編集できます。
ターゲットブランチ(プルリクエストをマージする対象のブランチ)とプルリクエストブランチ(マージしてもらうブランチ)は変更できません。
プルリクエストのコメント
プルリクエストのコメントは 課題のコメント のように、お知らせしたいユーザーを指定してコメントできます。
プルリクエストの登録時や更新時、コメント登録時に送信されるメールに対して返信してもプルリクエストのコメントは登録できません。
また、コードを指定してコメントもできます。「ファイル」タブでコードを表示し、マウスオーバーした時に対象の行に表示されるプラスボタンをクリックするとコメント欄が表示されます。
修正してほしい内容とお知らせしたいユーザーを入力し登録をクリックします。
プルリクエストのクローズ
プルリクエストされたコードをマージせずにクローズする場合はプルリクエストの詳細画面で「却下」ボタンをクリックします。
プルリクエストのマージ
プルリクエストされたコードをマージする場合はプルリクエストの詳細画面で「マージ」ボタンをクリックします。
マージ後に作業ブランチを削除する
マージボタンをクリックする前に「マージ後に作業ブランチを削除する」にチェック✅を入れておけば、マージした後に作業ブランチが削除されます。
競合が発生している場合
コードが競合する場合はメッセージが表示され、Backlog上からはマージできません。この場合はツールやコマンドプロンプト等で競合を解消しマージしてください。
もしくは、 競合を解消 したあとのコードをプッシュしてから、Backlog上から「マージ」ボタンをクリックしてください。