プロジェクトのデータを別のスペースに移行できますか?
プロジェクトの移行ツールがあります。次のような場面でご利用ください。
- 課題や Wiki、添付ファイルを移行したいとき
- 大きなプロジェクトを複数のプロジェクトに分けたいとき
- 複数のプロジェクトを1つのプロジェクトにまとめたいとき
- 共有ファイル、Subversion、Git、プルリクエスト、プロジェクト設定(「チャートを使用する」・「親子課題を使用する」・「テキスト整形のルール」を除く)はこのツールで移行できません。
- グローバル検索のインデックスも移行できません。ただし、課題などを更新することで再作成することができます。
移行を行う場合は次の要件と移行の方法、注意点の項目を事前に確認いただいた上で操作をはじめてください。
要件
必須要件
- Java 8 実行環境
- Java の実行可能 jar ファイルを実行できる
- コマンドラインで簡単なコマンドを実行できる
- 移行先のスペースの管理者である
- 移行元のスペースの管理者、もしくは移行元プロジェクトのプロジェクト管理者である
任意要件
- Backlog API の課題一覧の取得のクエリパラメータを作ることができる
一部の課題・Wikiのみを移行したいときに必要になります
移行の方法
ダウンロードサイトから最新のマニュアルをダウンロードし、マニュアルの手順にしたがって移行をお試しください。
注意点
複数のプロジェクトをひとつにまとめる場合の注意点
移行に失敗すると元の状態にもどすことができません。
事前に新規に作成したプロジェクトでテストを行い、お客様の責任で移行を行ってください。
別スペースに移行する場合の注意点
別スペースへの移行の場合、移行先のスペースのプランより移行元のスペースのプランが上位の場合、ユーザー数・添付ファイルの数やファイルサイズに制限があり、移行に失敗する場合があります。
以下の項目を事前にご確認の上、それぞれが制限内におさまっていることを確認してから実行してください。
- 移行元のユーザー数が移行元の上限を越えていないか
- プランと料金をご確認ください
- 移行元のファイルの数や、サイズが移行先の上限を越えていないか
- 1つの課題に添付出来るファイルの総数とファイルサイズの上限をご確認ください
- 1つの Wiki に添付出来るファイルの総数とファイルサイズの上限をご確認ください
クラシックプランから新プランへ移行する場合の注意点
マニュアルの「3. マッピングファイルの修正」箇所の記載内容について補足します。
「新プラン」の環境ですと、ユーザーID ではなく、初期化の init コマンドを実行した際に生成される user.json ファイル内の「description」の値を参考に設定してください。
移行データの持ち出しについて
データの移行については、移行元スペースと移行先スペースの所有者様の間で協議いただくようお願いしております。
ヌーラボは、ヌーラボ利用規約にもありますようにデータの持ち出しによるユーザー間の問題につきまして弊社は関与いたしません。
あらかじめご了承ください。